かごのないママチャリ

ラクダを入手するのは難しそうなので、代わりに自転車を買いました。
そしてこのブログを読んでる方々に真っ先にお知らせしなくては、と思いまして更新した次第です。読者想いのブロガーの鑑のような奴だな、と自分で思いましたので、読んでる方も是非そう思って頂ければ幸いです。

とにもかくにも写真をご覧くださいませ。

コンテンポラリーデザインのヨーロピアンシティバイク「レイチェル」です.. とカッコよく言いましたが、Amazonで17,000円で買ったただのクロスバイクであります。何だか妙に田んぼが似合う自転車のような気がしますが、田んぼが似合いそうだからという理由で買ったわけではありません。

ではどういう理由で買ったかと言いますと、Amazonのレビューに「かごのないママチャリのような乗り心地」などと星2つでネガティブに書かれていたのを、何となくその言葉のフレーズが気に入ってそのまま買ってしまったのであります。有用な批判的レビューというやつですね。

そう、僕はまさにその「かごのないママチャリ」がずっと欲しかったのです。自転車には無知だし乗りやすければ何でもいいんだけど、スーパーに買い物に行くわけじゃないしフォルムにもこだわりたい、という要望を満たしてくれるもの、それが「かごのないママチャリ」であります。

まあ見た目は全然ママチャリではありませんが、試しに乗ってみると確かにママチャリのそれと変わらず違和感なくすいすいと乗りこなせ、気がつくとスーパーに来ているというまさにママチャリとしか言いようのない乗り心地だったことをお伝えしておきます。

しかしまあ住んでいるところが田舎ですので、いざ買ってみると行き先がスーパーくらいしか思いつかないのですが、とりあえず地元のスーパーより100円安い肉を求めて、隣町のスーパーまでレイチェルを懸命に漕いで行ってみようかと思います。

もし隣町のスーパーまで行って100円安い肉を買ったなら、それはもうレイチェルに乗るだけで100円貰えることと同じですからね。それを170回繰り返せばレイチェルを買った元が取れるじゃありませんか。あら素敵、魔法の自転車かよ。

というわけで、きっと次回のブログには隣町のスーパーの駐車場で撮った僕とレイチェルのツーショット写真が載っていることと思いますので、それまで今しばらくお待ちくださいませ。