Csound.js

前にVSTをCsoundで作る話を書きましたが、今回はWeb上でCsoundを動かす話です。

そんなことが出来るなんて信じ難い話ですが、ウェブアセンブリとか使えば割と普通に出来るみたいですね。僕が無知で馬鹿な新潟在住の田舎者だから知らなかっただけの話か。

というわけで試しにCsoundでハンドクラップシンセを作ってブログ内で動かしてみましたので、興味のある方は下記ボタンを押して起動してお試しください。
(Chrome/Firefox/Edge推奨)



WebClap(待機中)

  • Speed

  • Decay

  • Freq

  • Reverb

  • Level

  • WebCrapの使い方
  • Speed --- ディレイの間隔(5段階)
  • Decay -- 音の減退時間(0.1~0.9秒)
  • Freq -- バンドパス周波数(500~1500Hz)
  • Reverb -- リバーブのかかり具合(0でOFF)
  • Level -- 音量
  • Clap! -- トリガー(MIDIでも可能)

うん。Csound本体の起動がやや重いですが、音は殆どそのまま出ますし、MIDIまですんなり動く上にHTMLからの値取得も普通に出来るし、かなり使えそうではあります。

しかも裏ではWeb Audio APIのAudioWorkletとして動いているらしく、Web Audioのノードとして機能するところもポイントですね。何せディレイとフィルターくらいしかないWeb Audio APIに代わって、1000以上のCsound関数が使えるわけですからかなり有難い話ではあります。

というわけで、興味のある方は下記を参考に挑戦してみてください。

あとおまけとして上記シンセのVST/スタンドアロンバージョンもCabbageで作ってみました。
音部分だけの話とはいえ、WebとVSTのコードを共通化できるメリットはかなり大きいですね。
(WebのInputタグをCabbageのタグに自動変換するプログラムとか書けばGUIも共通化できるかもしれない)

VirtuaClapのダウンロード ※ 要Csound

コロナAPI

コロナAPIを使用してCOVID-19感染データのページを作りました。

興味のある方は下記ページからご覧ください。
https://reportal.net/webapp/covid19

コロナ軽視野郎のくせにこんなもの作るなんてね。
しかもYahooとか行けば見れるのに自力で作る意味が果たしてあったかどうか・・
しかも見た目がDTMソフトみたいだし・・

正直僕のプログラムの中ではかなりの大作で作るのもしんどかったので、いきなり収束して無用の長物になっても困るのですけども、まあでもそうなることを祈りつつ静かに見守ることにいたしますか。

コロナが収束しても5年後にペストが大流行したらまた使えそうだけど。(嫌なこと言う)

エイプアウト

最近APE OUTというゲームにはまっています。

どんなゲームかというと、研究所から脱走した一匹のゴリラを操作しつつ、武装した人間どもを蹴散らしながら逃走する内容の見下ろし型アクションゲームであります。あぁ、テキストで書くと何とつまらなそうなゲームであろうか。

年を取るとゲームに割ける時間がかなり限られてきますので、面白そうなゲームを片っ端からプレイするという訳にはいかず、吟味に吟味を重ねた上で購入するわけですが、何故か最終的にゴリラの脱出ゲームとかを選んでしまうのはファミコン世代の宿命ですかね。

ストーリーの説明や会話など野暮なものは一切ないのですが、檻に囚われたゴリラが武装した人間に取り囲まれている時点でやることは一つ、つまり人間共の殲滅と現状からの脱出であります。正義はゴリラにあり。

バイオレンスな即興ジャズサウンドに身を委ねつつ、ひたすら人間どもを突き飛ばして壁ドンで殺しまくり、血の海と化したビビッドなグラフィックアートに酔いしれながら、ひたすら破壊願望と快楽欲求を貪るという、ゲームというよりはほとんど麻薬に近い代物だと思います。

Hotline Miami風なスタイリッシュなゴア描写のグラフィックとか、数千のジャズパーカッションサンプル音を元にプレイ内容に応じてリアルタイムに構築される音楽とか、かなり独特で面白いです。

大人の貴重な時間をゴリラごときに奪われるのはやや癪でありますが、気になった方は是非お試しくださいまし。


チャプターのジャケがカッコいい

UNDERTALE 5周年コンサート

昨日の11時より配信されたUNDERTALE5周年コンサートを見ました。
演奏と編曲はMusicエンジンさんです。

実際に見るまでは少し懐疑的で、骨折り損のくたびれもうけにならないかと心配していたのですが、 なんのなんの大変骨身に沁みる素晴らしい演奏で見事に骨抜きにされてしまった圧巻の2時間でした。パピルスならこのコンサートを「ショッキングだ!」と評することでしょう。

まさに文字通り
「せかいじゅうの すべての タマシイの こどうが ひとつになっている」
Undertaleそのものと言っていいコンサートだったのではないでしょうか。

全曲素晴らしいですが、個人的にはWaterfallMegalovaniaが好きですね。Megalovaniaでは唯一のシンセRoland JUNO-Diが活躍しています。

5年前の発売当時は海外のレトロゲームファン(特にMotherファン)が一部で盛り上がっているだけの印象でしたが、今や日本でもかなりの人気ゲームですし、もう実質Mother4でいいんじゃないですかね。

まだ未プレイの方はこの機会に是非。

武漢パンクと生命の餅

先日Newsweekのサイトに興味深い記事が載っていました。

武漢パンクはコロナで死なず──ロックダウンがミュージシャンにもたらした苦悩と決意

いきなり武漢パンクは死なずとか言われても、そもそも一党独裁政権による検閲と統制の行き届いた中国にパンクシーンがあること自体僕は知りませんでしたが、この記事によるとどうやら武漢は反体制パンクの聖地として知られているらしいのです・・ マジすか学園。

そして中でもSMZB(生命之饼)というバンドは90年代後半から活動しているベテランバンドで、武漢パンクシーンの中心的存在とか。で、何はともあれまずは聴いてみようと最新アルバム「The Chinese Are Coming」収録の「海鸥之歌」を聴いてみたのでした。

悲壮感漂うギター・ピアノの上をポエミーなフィメールボイスが淡々と歌い上げ、これのどこがパンク?と思わせたところで、唐突に笛の音を合図に怒涛のドラムロールを叩き込み、その後ドスの効いた男臭いボーカルが悲痛な感傷を歌い上げたところで、最後にカモメの鳴き声を挟んで穏やかに終わるという、何とも凄まじい曲でありました。

中国語の歌詞が何を訴えているのか僕は分かりませんが、おそらく政府の抑圧や弾圧に負けまいとする武漢人の気骨と、カモメのように自由になりたい願望を表しているのでしょう。

僕が書くと何故か馬鹿にしているように聞こえますが、真面目にカッコいい曲だと思いましたし、コロナ渦を機に中国の音楽シーンを掘り下げてみるのも面白いかもなあと思ったのでした。

健康第一主義

なかなか収まらないですねコロナ。

日本のコロナ対策は全くなってないと文句を言う方もおられるようですが、果たして本当にそうでしょうか。

政府は確かに愚策続きですが、メディアは連日しっかり感染者数を強調してコロナの恐怖を扇動して伝えておられますし、自粛警察をそこら中に跋扈させることで相互監視システムを強化し、国民にマスクとソーシャルディスタンスを守らせることには成功しているように思えます。

正直に言うと僕自身、致死率数%のウイルスなど大して怖くはないのですが、恐怖と不信感と正義感の渦巻く世間はそれなりに怖いので、結果的にはマスクをして人との距離もきちんと取って生活しており、まさに自粛警察の思うつぼという訳です。

メディアによる自粛啓蒙の成果は恐ろしく、僕の母親でさえ「ソーシャルディスタント」とか「ノックダウン」とか言いはじめる始末であります。(やや間違えてますが)

この調子で自粛警察の方々にはもっと頑張って頂き、マスクなしでスーパーに出没するような不届き者には円錐帽をかぶせて両手を縛り大衆の前に引きずり出して何度もお辞儀させたのち内臓をくり抜いたりすればより効果は増しますし、そうなれば感染者ゼロも夢ではないように思います。

最近はコロナ以上に世界情勢の方が深刻な問題の気もしますが、かつての大日本帝国はもはや戦争よりも健康の方が心配らしく、中国の侵略を差し置いてマスクやうがいをトップニュースに持ってくるあたり、我が国は自由民主主義から健康第一全体主義へと変貌を遂げつつあるのだなあと感心する今日此の頃です。

未来予測 2020-2025

(現在までのあらすじ)

2020年突如襲ったコロナウイルスによる世界的パンデミックにより、多数の人命は失われ、経済は破綻し、さらに温暖化による水害やバッタによる食糧危機なども重なり人々は疲弊し絶望に暮れていた。

さらにそんな世界の混乱に乗じるように共産主義国家中国は独裁色を強め、周辺国へ盛んに圧力をかけるようになり、これを脅威に感じる超大国アメリカは反中主義を展開し、両国は新冷戦へと突入する。

(ここから予測)

冷戦は数ヵ月に渡り、両国は熾烈な経済報復合戦や罵り合いを繰り返しながら一触即発の状態が続く。そんな中アメリカ大統領選が目前に迫るも再選の見込みが薄いことを悟ったトランプ大統領はやけになり軍事行動を決意し、南沙諸島の人工島を爆撃。これが宣戦布告となり米中戦争が始まる。

米中の戦争は徐々に他国を巻き込みながら最終的に共産主義国家VS自由主義連合の世界大戦へと発展する。中国はロシアと連携しつつ周辺アジア国を制圧するなど当初は勢いを見せるが、徐々に米英を中心とする圧倒的軍事力に押され、さらに水害やバッタ被害で混乱した国内事情も加わり、徐々に追い込まれ始める。後がない共産主義勢力は中国・ロシア・北朝鮮の核兵器を結集し、主たる自由主義国家の大都市に向け核ミサイルを発射。ついに核戦争が始まる。

(ここから妄想)

長期に渡った核戦争は勝者も敗者も生み出さず、破壊された文明と汚染された大地、そして絶望に暮れる僅かばかりの生存者だけが残った。

そんな中、頑強な地下シェルターに避難して生き残った米国IT会社の上層部は、人々を集めてまとめ上げGAFA世界統一連邦を樹立。さらにAIを大統領に据え、監視社会の元に全人類が復興への道を歩むというサイバーパンクなファンタジアが到来する。

人口が再び増える一方でコロナウイルスはその間も変異に変異を重ねて進化し、ついに人間を内部から操る能力を手に入れる。そしてモンスター化した感染者は集団を形成し、非感染者の善良な人間を次々と襲いはじめるのであった。

AI政府を中心とした世界統一連邦と感染者集団の戦いは泥沼の様相を呈し、世界を再び闇に陥れるがそんな中、地上の混沌を逃れて地下組織で活動していた人類解放戦線は密かにAI政府の打倒と感染者集団の一掃を目論むようになり・・

(つづく)

量産型VST

お久しぶりです。
こんな状況ですが相も変わらずVSTプラグインを作り続けております。

外に出られずやることもないこんな状況だからこそ粛々と作っているとも言えますが、コロナがなくとも喜々として作っていた気もしますし、まあ僕はいつもと変わらないですね。

親にも言われました。「お前が一番安全だ」と。あーそうかい。

これらのプラグインがこの状況下で誰かの役に立つとは思えませんが、もしかしたら風が吹けば桶屋が儲かる有り得ない関連性で、僕がVSTを作る度にコロナが収束に向かう可能性も0%ではないと信じつつこれからも作り続けようかと思っております。全てフリーですのでお気軽にお試しください。

これまで作ったVST一覧

  • EchLair(エクレア) - エコー
  • BassBoxer(ベースボクサー) - エンハンサー
  • MewTek(ミューテック) - フィルター
  • StarCorbel(スターコーベル) - コーラス
  • FlanJet(フランジェット) - フランジャー
  • PhaseShop(フェイズショップ) - フェイザー
  • RingPark(リングパーク) - リングモジュレーター
  • CurvaTure(カーバチュア) - ディストーション
  • CombSword(コムソード) - コムフィルタ
  • PitchTribe(ピッチトライブ) - ピッチシフター
  • PitchBlade(ピッチブレード) - ハーモナイザー
  • BitDrip(ビットドリップ) - ビットクラッシャー
  • ElectMorph(エレクトモーフ) - モーフ
  • FrexMod(フレックスモッド) - フリークエンシーシフター
  • SoundHeiter(サウンドハイター) - エキサイター
  • TapeTuber(テープチューバー) - サチュレーション
  • VimRem(ビムレム) - ボコーダーシンセ
  • ClayPigeon(クレーピジョン) - サウンドジェネレータ

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VimRemリリース

ボコーダーシンセ「VimRem」を作って公開しました。

とは言えご存知のように世界は今それどころではなく、外では見えない死神が徘徊し、 誰に鎌を振り下ろそうかと虎視眈々と狙っているような状況であります。

世界が今必要としているのはボコーダーではなくマスクやワクチンであり、ボコーダーなど今最も世界に不必要な類のものと言えるでしょう。ウイルス関係なくいかなる状況でも必要ない気もしますが。

ボコーダーを作ろうと思った瞬間「VimRem」という単語がすぐに頭に浮かび、そのままプラグインの名前に採用しました。まるで僕がVimRemという名前のボコーダーを作ることが予め決まっているかのように.. そういうこと、珠にありませんか。自分がまるでボコーダーに選ばれし騎士であるかのような錯覚。

若干ウイルスっぽい名前なのもあるいはそういう状況が影響していたのかもしれませんし、ボコーダーの音は害の無いかわいいウイルスみたいなイメージが僕の中であったからかもしれません。

正直たいして面白いものにはならなかったのですが、宜しければお試しくださいまし。WindnowsのVST2/3環境で使用できますが、スタンドアローン版もありますので音楽ソフトを持っていない方でもお気軽にお試し頂けます。

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6歳の甥の歌でサンプルを作ってみましたのでお聞き下さい。
去年のクリスマスに僕の為に歌ってくれた超絶かわいい英語の歌です。

オリジナル

ボコーダー

Cabbage!

最近Cabbageというソフトウェアで遊んでいます。

CabbageはCSoundという音楽プログラミング言語用のフレームワークで、CSoundで記述したデータをVSTプラグインにいともあっさりとエクスポートできてしまう凄いソフトウェアであり、凄いキャベツなのであります。

CSoundはモジュールが豊富で、二つ三つ関数を呼び出すだけで簡単なエフェクタが完成してしまいますし、GUIはCabbageが請け負ってくれますので、VSTを作るなんざキャベツで朝飯を作るよりも簡単というわけです。

いや本当にAudioMulchやReaktorより凄いですし、これだけモジュールが揃っていればニワトリの如く毎朝毎朝新鮮なVSTをぼこぼこ生み落とせそうな気がいたしますので、是非一生そうして生きてくださいませ。

まずは練習がてら、いくつかVSTプラグインを作ってフリーで公開してみましたので、興味のある方はお試しください。

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